おいしいものを食べた時に「おいしいね」と口に出す。かわいいものに触れた時、どういうところにグッときたのかを、きちんとことばにしておく。それだけで感情や記憶が定着するから、忘れないように気をつけてる。
反対に、記憶に残らないようにしたい件にはそういうことをしない。一度だけあった負の体験のせいで何度も苦しむのはバカらしいし、何よりくやしい。

そんなことを繰り返して、いつか走馬灯を眺める時にまるで幸せなことしかなかったみたいに死にたい。

んだけど、楽しくないのに笑ったり、大丈夫じゃないのになんとかなってるみたいな取り繕いを続けていたせいで溜まってた澱みたいなやつにすげー圧迫されてきた気がする。つらくなく生きるにはどうしたらいいの?子はかすがいって言葉が自分が死なないための言葉になってしまった気がする。死にません。でも欲を言えば生を楽しみたいんだ、もともとが強欲だから…