今年の振り返り(前編)

このほとんど日記を書かなかった一年のことを振り返っておく。手帳にも出来事くらいしか残ってないし、何なら写真もあまり撮らなかった。なんだろうね、毎日気ぜわしく、いっぱいいっぱいだった。たぶん1歳児に「そっち行っちゃだめだったら」って言って追いかけては捕まえてた時間がすごく長かった。来年は気兼ねなくトイレに行けるようになるといいなと思います。泣かれる毎日で地味にストレス溜めてしまった、子供はふたりきりの予定なので、こんなのもこれで最後だー!(いきなりトイレの話するやつ)

  • 1月

庄内で年越し。半ばに0歳7ヶ月男性が胃腸炎、夫がスキー旅行中で不在時に大雪が降って家から出られなくなって途方に暮れるなど(大家さんが重機で雪かきをしてくれて難を逃れた
 

  • 2月

こっちでできた初めての友達が旦那さんの転勤で山形を去ることに。毎週ランチに出かける。大人になって「この人と仲良くなりたいな」って思う人ってそう多くないので貴重だったし、さみしい。何人かのグループだったけど、彼女が去ってから「集まろう」ってLINEグループで盛り上がっても5回に1回も集まれてないし、心境お察し。もう解散でいいんじゃないかな…
 

  • 3月

立て続けに夫の母と自分の両親が旅行に来る。おいしいものを食べたり水族館に行ったり。うれしかったな。
賃貸派だったのに、ここへきて家を建てることを決めた。地元工務店の新築見学会やモデルハウス見学をはじめる。今まで全然興味がなかったんだけど、面白くて日々わくわくしていた。
 

  • 4月

第二子を保育園に入れる。もう少し先にしようと思ってたんだけど、市役所で「上の子だけ預けて下の子は家で面倒見れるっていうのは整合性がつかない」と言われ…内職(金融コラム書き)、転がるくらいの移動しかできない子を見ながらでも問題はなかったけど、いずれ破綻が目に見えてたし、よかった。冒頭の話に戻るけど、自分の身一つで動けるラクさに泣いた。リアルに泣いた。
家づくりについては毎週末時間を費やす。工務店の内覧会、ハウスメーカーの中で気になったところ(MサワとS友林業)とコンタクト。
 

  • 5月

ゴールデンウイークと前半の週末のうち半分をハウスメーカーとの打ち合わせに使う。営業の人たちの「いかに目の前の客をレールに乗せるか」みたいな姿勢がすごく興味深かった。自分が以前営業職を経験していた反動か「お客様扱いされる」体験がすごく楽しかった。細かい話だと、共感の仕方とか、どのタイミングで粗品をちらつかせるかとかさ
ハウスメーカーはお断りをした。要望を出してみても、各社の回答がとんちんかんだったので。各社やれることとやれないことがあるのはわかるけど、そういう解決をしてほしいわけじゃないよ〜って答えしか出てこなかった印象。M社(うちはものが多いので、蔵の収納力に期待してた)は、「月々このくらいの金額の返済だったらいけそうですね」みたいな話をさんざんしたあとで、「もう200万円出してもらえないと難しい」などと言い出したため能面になった。S社は我々がパッシブ系の考え方に興味があり、断熱性能を高めつつも窓の多い明るい家にしたい*1…みたいな話をしていたところで、先方のプレゼン設備があるところまで足を運ばせ「断熱しっかりやりたいのはわかりましたけど、そのために窓を小さくすると家が暗くなってしまって、いろいろなものが犠牲になります。それじゃあ気持ちのいい家になりませんよね?」みたいな謎の説教と、15万円かけての初期契約をせまられてポカーンだった。完璧に愚痴です、ごめんなさい
それはさておき、気持ちのいい季節。桜を見に出かけたうれしみが強かった。あと先月はほぼ保育園を休まなかった1歳が半分以上体調を崩していた。このばい菌だらけの世の中に頑張って慣れていってほしいと思っている。栄養を与えることは惜しまない。
 

  • 6月

自宅にいてマダニに噛まれ、皮膚科で麻酔を伴う簡単な手術。抗生物質を服用することになったので、息子に卒乳してもらった。完全母乳だったことと、ごはんをめちゃくちゃよく食べることから不安なく。卒乳「さみしい」っていうお母さんが多い気がするけど、個人的にはやっと量やタイミングを気にせず大好きなお酒とコーヒーが飲めるようになってうれしくて死んだ。選択肢は多い/増やせるほうがいいという大人になってからの自分の基本指針、食生活にも踏み込んでいるので。
あと、はじめてのさくらんぼ狩り。ご当地での佐藤錦食べ放題、お腹はいっぱいじゃないけどあまりの甘さで胸がいっぱい(物理)って体験、すばらしかった。来年も行く。
そして、初めての株式総会に出席した。2回。株式に触れて10年以上経ってるけど、会社の色がみえる体験も面白いの一言だった。
 
 
後半は「全国ニュースで顔出しインタビューが放映」「家を建てる業者が決まる」「だいたい鬱々としてた」「ひきこもりからの卒業が決定」っていうかんじの話になります。ごきげんよう

*1:家の温度は窓の性能に影響が大きい。そこらへん知識のある方にはわかりきった話でしょうが、一応補足しておきます

ポー

娘のやることなすことイライラしてしょうがない。なるべく表に出さないように気をつけてるぶん、向こうのわがままがエスカレートしたときにぶちっとキレてしまう。キレるってあれだね、比喩表現かと思ってたけど、頭の中でケーブルが何本か切れたみたいな感覚があって、後になって驚いた。
親が常にイラついてるとびくびくした子供が出来上がるだけだと思うし、そんなのかわいそうなので早めにどうにかしたい。アンガーマネジメントの本読んだりしたけど、ちょっとずれてたんだよなあ。コーチングも違うし。
ちなみに1歳半男子に対してはほとんどイラつかない。長女がそれくらいの歳の時だったらめちゃめちゃ怒ってたようなことでも「あらあら!笑」で済まされるくらい。どうかしてる。普段から怒りっぽいタイプじゃなかった気がするので、解決法がいまいちなじまないでいる
 
スルメロック on Twitter: "誰もが世界を支配したがる… "
この辺の話に絡んでるのかなあとか

ダウナーな雰囲気の方が多くなってる日記ですみません。子供が風邪で保育園7連休した影響で今社会的に死んでる気がするけど元気です。いやうそ元気ってほどではないわ。とりあえず家にいるおぞましい数のカメムシとRSウイルスはすみやかにうちから出ていってほしい。今すぐ去ってくれるのならば家賃を請求したりはしないから。。

家づくりの経過。
土地を決め、建ててもらう業者も決めた。年初から主にモデルハウスを見てハウスメーカーをめぐっていたのだけど、出会った営業がみな、いい家を作ることよりも契約へつながるベルトコンベアーに乗せたいみたいな態度だったので白けてしまった。ただ、「お客様」として扱われるのは新鮮な体験であった。かつての自分の営業態度を反省したり、これから社会人としてどういう態度で他者に向かうのがよいかを考える、良いきっかけにもなった。
話が逸れた。当初の希望どおりパッシブハウス的な住宅をつくることにして、建築士の方に設計をしてもらって2-3度の打ち合わせをしたところ。水回りをそれぞれどこに任せるか、ショールームを見て回ったりした。間取りと3Dの画をキャプチャしてもらった紙を見ては毎日ニヤニヤしている次第。ほんとさー、家建てた人、こんな楽しいことあるならもっと強く教えてほしかったよーって思ってるよ。いろいろめんどくさいけど。とりあえず今はトイレ…トイレのこと考えるのがだるい。興味がもてなくて。タンクなしのやつはシステムが壊れると便器が無事でも総とっかえになるから、導入するなら覚悟の上でな!って話と、定番のTOTOは高めって話をききました。知らないことしかないねえ。


おいしいものを食べた時に「おいしいね」と口に出す。かわいいものに触れた時、どういうところにグッときたのかを、きちんとことばにしておく。それだけで感情や記憶が定着するから、忘れないように気をつけてる。
反対に、記憶に残らないようにしたい件にはそういうことをしない。一度だけあった負の体験のせいで何度も苦しむのはバカらしいし、何よりくやしい。

そんなことを繰り返して、いつか走馬灯を眺める時にまるで幸せなことしかなかったみたいに死にたい。

んだけど、楽しくないのに笑ったり、大丈夫じゃないのになんとかなってるみたいな取り繕いを続けていたせいで溜まってた澱みたいなやつにすげー圧迫されてきた気がする。つらくなく生きるにはどうしたらいいの?子はかすがいって言葉が自分が死なないための言葉になってしまった気がする。死にません。でも欲を言えば生を楽しみたいんだ、もともとが強欲だから…


娘が同級生が行ったから私も…と言うので何も考えずに行ったかっぱ寿司のあまりのマズさにテンションガタ落ちした今日です。元気を取り戻すには穴に王様の耳はロバの耳ーーって叫ぶしかないので来ました。インターネットのことやっぱり穴だと思ってる。穴があったら入りたいもとい叫びたい、そういう体になってしばらく経ちました。なんであの店潰れないの?アッ、新幹線みたいなトレーが流れて来たのは少し楽しかったな。子どもはテンション上がってたし、そこが理由か。。
口直しに近日中に美味しいやつ食べるぞーー。写真は前に食べた美味しいやつ。開店したてのイタリアンで注文してないのに配膳され、「急いでご注文のパスタを作るので、それまで食べていてください」と置いていかれたマッシュルームのクリームパスタ。注文したやつより美味しかったおかしみ。


夜、子どもたちが寝静まってからはひとりで夜空を眺めた。満月間近の月の明るさは気になったものの、織姫と天の川と彦星、ばっちり見えました。楽しい。夫は飲み会、私は私で楽しくひとり酒キメることにする。


8回目の結婚記念日。夫の学生時代の部活で集まりがあるというので、山形市まで足を伸ばしてきた。市街地、アカオニデザインが噛んでるのかおしゃれな雰囲気…庄内にもこの風が吹いてほしい

帰り道、真っ暗になってから2時間ちょっとのドライブは楽しかった。子どもたちが寝たあとで、自分たちの出会った頃のこととか、お互いの昔つきあってた人の話とかをした。他の誰と結婚するより、夫が幸せになる人生にしたいと思った。スイートテンまで走るぞ〜〜↑↑