nikki/娘が保育園に入った


北海道では桜が咲くのはGWすぎてからだから、物語で描写されるような「入学式に桜が舞い散る」って風景はフィクションでしかなかったけど、娘の社会生活の門出は桜の花びらがひらひらした中で迎えることになったのだった。まー年度途中だし、式があるわけでもないんだけど。
今日は1時間の保育、明日は2時間。娘はそうやって園での生活に慣れていくことになる。
園に預けて、一度そこを出るとき「ごめんね」と思ってすぐに違和感。何の根拠もない三歳児神話が、自分の頭の中で当たり前のようにはばをきかせていること、娘は私といたいはずだという傲慢。前者はさておき、後者は、ただ私が彼女とはなれるのがさみしいだけなのに、もの言わぬ娘のせいにするのって卑怯だ。密室で私と二人きりでいるより、プロに任せたり同年齢の子達といて学ぶこともきっとたくさんあるだろうということで気持ちに折り合いをつけていくことにする。というか、折り合いをつけないと「こんなに小さい子を預けて働くなんて。かわいそう」って言われるたび心が折れそう。よく言われるので。
子どもをかわいがるのはいいこと、それは当たり前で、ただ私は自分の生活を自分で支えるという子どもの頃からの夢を実現させ続けていたいし、子どもと離れていても楽しみをたくさん見つけていたい。そこにきちんと自信を持っていよう。
  
午後、友人と平岡公園へ梅林を見に行った。白梅、紅梅ともに満開。見事だったー。でもさすがに、駐車場は平日にもかかわらず激混み、梅ソフトクリームを買うのに行列に並ぶという北海道らしくなさ。わくさん、娘をたくさんかわいがってくれてありがとう。