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晩年、ペギーを喪った後のサガンが「これから私は誰と眠ればいいの?」と震える姿を見て恐怖した。愛する人との日々の暮らしの果てにはわざわざ悲劇が待ってるだなんて、とりあえず神様がいるとしたら悪趣味なことをするもんだな、なんて思った。いや、たとえば関係性が破綻していたら遺された側はほっとした―旅だってくれて良かったーといった感想を持つこともあるんだろうけどさ。出会いと別れはワンセット、なんてまだ割りきれない。
できれば、夫より3分くらい長く生きたい。それ以上はたぶん無理だな。とか、そんなふうに終末に思いを巡らせていた。
この映画は、きちんと映画館で観たかったな。