里帰りなんとか

きのう、娘を連れて実家に帰らせていただきました。そしてもうあっちに帰りたくなった。理由は

  1. ひとのキッチンは使いにくい
  2. 家を出て10年くらい経つので、いろいろ常識がずれちゃったなー、私はもうここの家の人じゃないんだなーという境界がはっきりみえたこと。母らの気の使ってくれるポイントと自分の助けてほしいポイントが違うので落ち着かないというか、これは夫との日々の積み重ねであっちのが心地よくなったせいだ
  3. たまに実家に帰るというと「娘の気分に戻れるね」という人もいるけど、長子を抱えてるとそうはいかない
  4. 地元産院の分娩費用が直近で価格改定があり、現在の住まいで産んでもそんなに変わらなかった。4年で+8-9万円…

反対に来てよかったと思ったこともあった。

  1. 孫を見たおじいちゃんおばあちゃんらの顔がほんとにいい顔だった
  2. 田舎に住んでいるので、地元(札幌)のが買い物が楽しいしラク
  3. 友達に会えるのがうれしい
  4. 娘もじいじとばあばに甘えて嬉しそう
  5. 里帰りしなかったらしばらく地元にこれなかっただろうなー というところで

きょうは、知らないビルが生えてるのや立体交差が消失していたのを見て、都市は生き物って言葉を思い出した。いつか、その当時の彼氏と別れるときに「この人の人生にはもう関われなくなるんだな」とさみしさを覚えたことも、あわせて(そういう方向に心残りは全くないことを申し添えておきます)。少し離れていると景色が変わる、仕事や趣味、なんでもそうだけど、この疎外感は現状の暮らしに対する充足感にインパクトが連れるような気もしたので、帰省の折にはかってみたいと思った。


そして、本当に恥ずかしいし情けないしびっくりしたんだけど、家を出る前にも空港でも涙が出てしまった。望んで住んでる場所じゃないので土地には全く未練がない、つまりは…と思うと居たたまれない。もうすぐ結婚7周年になるんだから落ち着きなさいよ、というかんじ